全身の若返りに役立つアルギニン
2010/03
女性ならばいつでも若く美しくいたいもの。アンチエイジングの商品はたくさんあるけれど、本当に効果があるの? という皆さんの戸惑いと好奇心に応える企画です。医学的な根拠を軸に、検証や解説をしていきます。
天然のアンチエイジング成分
アルギニンはアミノ酸の1つ。敗血症や外傷などで身体がストレスにさらされたとき、体内での合成が減少するので、条件付き必須アミノ酸ともいわれています。実際に医療現場では、低栄養状態からくる床擦れ(褥瘡)の全身状態を改善するのに、アルギニンを補給することが多くあります。さらにアルギニンは、免疫反応の活性化させたり、細胞増殖を促進し、コラーゲンの生成も促進させることがわかっています。
コラーゲンといえば、誰でも知っているお肌ツルツルのもととなる成分。アルギニンを摂取することで肌を美しく保てるかもしれないというのですから、耳寄りな話ですよね。
生活習慣病の予防にも
アルギニンがもたらす効果は美肌だけではありません。運動をした際に筋肉を効率よく増やすため、結果的に基礎代謝がアップして太りにくい身体をつくります。
また、固くなった血管壁を柔らかくする手伝いをする機能があることもわかりました。これによって動脈硬化や高血圧、脳血管障害、心疾患、糖尿病などの生活習慣病に対する予防効果も期待されています。
食品でとるのはちょっと大変?
天然のアンチエイジング成分ともいえるアルギニンを、どのくらいとればいいのでしょうか。
1日の栄養所用量は体重50~60kgの人で6~7g。毎日の食事ではだいたい4gぐらいとれると考えられています。残り(約2.5g)を追加メニューでとろうとすると、鶏もも肉160g、牛乳2500cc、納豆5パックとちょっと食べきれない量です。
足りない分は、サプリメントなどで補う方が無難のようです。
<次回更新:4月7日>
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