薬膳パワーで本当の美を手に入れる!
2010/02
女性ならばいつでも若く美しくいたいもの。アンチエイジングの商品はたくさんあるけれど、本当に効果があるの? という皆さんの戸惑いと好奇心に応える企画です。医学的な根拠を軸に、検証や解説をしていきます。
中医学に基づいた治療食
薬膳とは病気の予防や回復などを目的とした食事です。古来から伝わる生薬だけでなく、日常的に食する食材も材料にします。
“医食同源”という言葉がありますが、口に入れる食物はすべて薬となりうるという考え方が薬膳のルーツ。食べ物で病気を予防し、養生をするのです。
薬膳でアンチエイジングをめざすならば、肌をキレイにしたり、髪を美しくする、食材や調理方法を選べばいいわけです。
注意したいのは、生薬を使っていれば薬膳になるわけでなく、中国伝統医学(中医学)の理論に基づいたものでなければならないという点。
つまり、食べ物の性質と身体の臓器への影響などの基本的な知識をもったうえで、四季に合わせて食材を選び、調理しなければならないのです。
身体の生理を考え、適切な食材を食べる薬膳は、弱った身体を健康にし、なおかつ元気と若返りのパワーをくれる健康食なのです。
自宅で薬膳を楽しむには
薬膳に使用される代表的な食材といえば、クコの実やナツメ、ユリなどを思い浮かべます。でも、「薬くさくて食べにくい」というのは昔のイメージで、いまや薬膳といえば、身体を内面からキレイにしてくれるおいしい食事となっています。薬膳レストランなども増え、おいしくて身体にいいと、若い女性を中心に大人気です。
薬膳を楽しむには、まず季節の食材を利用するのが簡単です。たとえば、冬の薬膳では身体を温め、腎機能をアップさせる食材を使います。腎機能をアップさせれば、血行がよくなり、身体にたまった老廃物を体外に排出するので、肌のくすみやクマなどがなくなります。
腎機能を高めるマメやイモ類、豚肉などを積極的に使用するほか、身体を中から温めてくれるニラやニンニク、ネギなどを合わせた料理を食べます。さらに唐辛子やショウガ、サンショウなどのスパイスをたっぷりきかせれば、寒い季節も健康に乗り切れるというものです。
とはいっても、自分で中医学を勉強して食事を作るところまで到達するにはかなり時間がかかります。書店に行くと薬膳料理のレシピを掲載した本がたくさん販売されていますので、1冊買い求めてみてはいかがでしょう。
<次回更新:3月3日>
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