アレルギー性鼻炎の症状に効く薬って?
2010/03
「アレルギー性鼻炎」の薬は、大きく分けて内服薬と点鼻・点眼薬があります。また内服薬にも作用点の異なるいろいろなタイプがあり、それぞれ剤型や効き方に特長をもたせた多くの市販薬が販売されています。
- ■抗ヒスタミン剤
- 鼻炎薬の多くに配合されている抗ヒスタミン剤は、鼻や目などに炎症を起こす化学伝達物質(ヒスタミンなど)の活動をブロックして、炎症を押さえる働きをもっています。鼻水やくしゃみなどの症状には、飲むと早いうちに効果をあらわします。
ただし、眠くなる、のどが乾くなどの影響が出る場合があります。
代表的な成分:d-マレイン酸クロルフェニラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェニルピラリンなど - ■血管収縮剤
- 化学伝達物質の1つ、アセチルコリンの働きをおさえ、鼻の症状を緩和します。とくに鼻水の緩和に向いています。
代表的な成分:ベラドンナ(総)アルカロイド、ベラドンナエキス - ■抗アレルギー剤(鼻づまりに効果)
- 血管収縮剤は交感神経に作用して鼻の充血やうっ血をとりのぞき、鼻づまりの症状を解消します。またマメ科の植物である甘草の成分グリチルリチンは、副腎皮質ステロイドと同じような抗アレルギー作用や抗炎症作用などがあります。
代表的な成分:塩酸フェニルプロパノールアミン、塩酸フェニレフリン(血管収縮剤)、グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症剤) - ■抗アレルギー剤(炎症メカニズムの元に作用する)
- ヒスタミンやアセチルコリンなど炎症を起こす化学伝達物質そのものの分泌を抑制し、アレルギー反応の元からブロックします。
とくにアレルギー性結膜炎の症状に即効性があり、医療用にも使われている成分。副作用が少なく、市販薬では点鼻薬、点眼薬に配合されており、花粉症の予防薬として飛散時期の2週間前から計画的に用いることができます。
代表的な成分:クロモグリク酸ナトリウム - ■その他
- 点鼻薬には、炎症をおさえる消炎酵素剤(塩化リゾチーム)、鼻粘膜の痛みやかゆみを軽減する局所麻酔剤(リドカイン)、炎症によるただれや感染防止の殺菌消毒剤(塩化ベンゼトニウム)などを配合したものがあります。
【引用・参考】佐藤製薬ホームページ
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