治りにくい風邪だと勘違い! ちくのう症
2009/12
顔の空洞の中に膿がたまる
鼻の周囲からおでこなど顔にはとてもたくさんの空洞があります。鼻の周囲にある空洞を副鼻腔といいますが、ここに膿がたまる病気がちくのう症です。医学的には慢性副鼻腔炎とよびます。
風邪やインフルエンザなどに繰り返しかかったり、アレルギー性鼻炎などがあったりすると鼻の粘膜が厚くなって鼻が詰まり、外へ排出しなければならない粘液や膿がたまってしまうのです。
2005年の国勢調査によると、自分がちくのう症だと自覚し「慢性的に鼻の調子が悪い」と答えている人は全国に604万人。さらに、「ちくのう症の意識はあるが、慢性症状はない」という人が470万人。つまり、ちくのう症を意識している人は1000万人以上にもなり、実に20~59歳の男女の約4人に1人が悩まされている症状なのです。
鼻水の状態で見分けて
ちくのう症と鼻炎の鼻水の見分け方としては、花粉症や鼻炎の鼻水はサラリとしていることが多いのですが、ちくのう症の鼻水はドロッとしていてさらに黄緑や緑色をしています。また、額や頬、鼻の周りの空洞で炎症が起きるので頭痛や歯痛、顔痛などの症状もあらわれます。また頭重や、膿のにおいを感じたり、口臭、食事の味がわかりにくくなることもあります。鼻がつまると自然に口呼吸になるので、のどの乾燥や痛みを併発したり集中力を欠いてしまうといったことも起こります。
ちくのう症の再発率は7割とも言われ、一度かかった人は「長引くけど、単なる鼻づまりだろう」と軽視しないことが賢明です。かなり苦しい症状なのに他の人にはわかってもらえず「やる気がない」とか「怠けている」と思われがちなのも、辛いところです。そんな症状を少しでも早く和らげるには病院に行くか、ちくのう症治療薬を買い求めて1日も早く、症状の改善を図ってください。
【参考・引用】小林製薬ホームページ








