傷を早く治す新常識はコレ

2009/09

消毒しない、乾かさない

切り傷

ケガをしたときにまずは傷口を消毒しますよね。そして、すり傷などジクジクした液が出る場合には、こまめに拭き取り、なるべく乾くように空気にさらしつつ傷薬を塗ります。
カサブタができたら一安心。治るまであと一息です!

という手当方法は全部間違いなのです。

現在の新しい傷治療はいままでの常識とは逆だと考えてください。

傷口はまず流水で洗い、砂や泥などの大きなゴミを取り除きます。その後は傷口からにじみ出る液を乾かさないように密閉するだけ。
消毒薬は傷口を治そうとする液の中にある、細胞の元を取り除いてしまいます。むしろこの液を大切に密閉しておくことが早く治るコツなのです。
また、同じように傷薬も傷の治りを妨げてしまう場合があります。
病院などでは専用の密閉フィルムやラップなどで上手に対処してくれますが、一般家庭では傷口にしっかりくっついて密閉してくれる絆創膏や、カサブタをつくらず傷口にくっつかない絆創膏を選びましょう。
いまは関節などの大きな部位にも貼れるものや指先を上手に密閉できる商品も販売されています。

こんな傷は急いで応急処置

傷口から皮下組織が見えている切り傷や、動脈を傷つけて拍動にあわせてドクドク流血している傷は止血して病院へ。
ちなみに止血も昔のように、手や足の根元の動脈を縛る方法はNGです。手足の組織を損傷してしまう場合があるからです。
たいていの傷は傷口自体を布などで覆い、上から強く抑える圧迫止血が常識。この方法で止血を行いながら病院に急ぎましょう。

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