夏風邪流行のきざし?体力低下に気をつけて
2009/08
冬にひく風邪に対し夏にひくものを夏風邪とよびますが、症状は、喉の痛み、咳、発熱、頭痛、鼻水といった、いわゆる風邪の諸症状のほか、下痢・腹痛など胃腸系にくることも。
風邪の原因のほとんどがウイルスによるものですが、200種類以上ある風邪の原因になるウイルスのうちのほとんどは寒くて乾燥した環境が得意なので冬のほうが風邪が流行ります。
ところが、アデノウイルスやエンテロウイルス、コクサッキーウイルスは夏の暑さと湿気を好むのです。
今年もヘルパンギーナがすでに流行の兆しをみせている地域もあるようで、とくに子どもには注意が必要です。
- アデノウイルス
- アデノはのどという意味があります。症状はのどの痛みが顕著で、発熱や激しい咳なども。お腹にきた場合には腸炎大腸炎や下痢をおこすこともあるようです。
- エンテロウイルス
- エンテロは腸という意味。症状は下痢や腹痛のほか発熱やのどの痛みを起こします。手足口病とよばれ、身体や口の中に疱疹がでることも。
- コクサッキーウイルス
- エンテロウイルスの一種。症状は高熱やのどの痛みなどです。口内炎を起こすことも。コクサッキーA群のウイルスに感染すると感染すると、ヘルパンギーナと呼ばれ夏風邪になり、口の中に水疱ができて痛くなります。
夏風邪にはこう対処
実は夏風邪のウイルスに対する薬はないのです。もちろん、予防接種もないので、風邪をひいているひとに近づかないようにするだけ。
そのため、しっかりと睡眠を取って体力や免疫力を高めて感染しないようにしたり、自然に治るのを待つということになります。
ただ、解熱鎮痛剤を飲んだりして、症状を和らげることはできます。のどや口の中が痛くて、食事ができないようなときは脱水状態にならないように気をつけます。
ウイルスは咳やくしゃみ、鼻水、目やに、便などを介して感染するので、家族や友人への二次感染を防ぐよう注意しましょう。










