女性なら知っておきたい、トキシックショック症候群
2009/06
黄色ブドウ球菌が原因で死亡例も
トキシックショック症候群(TSS)という病名は聞いたことがありますか?
この疾患が起こるのはまれですが、誰でも罹患する可能性があり、重篤な病態を引き起こしかねない病気です。
非常に短い時間で重篤な病態を引き起こす敗血症の一種です。
TSSはまれな病気ですが、男性、女性や子どもを問わず誰でもなる可能性がある病気です。
原因は、よく知られている黄色ブドウ球菌によって引き起こされます。この黄色ブドウ球菌は、3人に1人の割合で皮膚、鼻の穴、脇の下、足の付け根や腟に生息しているありふれた細菌で、通常、害はありません。しかし、まれにTSSを引き起こす毒素を産生する場合があるのです。イギリスでは実際に命を落とすケースも報告されています。
TSSは、誰でもかかる可能性がありますが、報告されているTSS発症者の半数はタンポンを使用している女性で、残りの半数は、例えば火傷、炎症性の腫物、虫刺されや外科手術後の局所感染によるものです。
主な症状は発熱や吐き気、発疹、筋肉痛、めまいなどです。重篤な場合は意識が混濁するケースも。
月経の際はナプキンとの併用を
TSSとタンポン使用の関連性ははっきりとは分かっていませんが、タンポンが何らかの影響を与えていると考えられています。そのため、ナプキンを使用するか、タンポンを使用する場合は次のようなことに気をつけて。
- 経血量に合った吸収量が最も少ないタンポンを常に使用する。
- 生理期間中は、生理用ナプキンやパンティー・ライナーを使用するなど併用する。
- タンポンの挿入時と取り出すときは手を洗う。
- 一度に2つ以上挿入しない。
- タンポンを長時間入れっぱなしにしないで、こまめに交換する。








