アナタは今年も水虫もちですか?
2009/06
水虫が足に多いわけ
いつもグチュグチュしているわけでもないのに、水虫とよばれるのは、実は、田んぼで仕事をする季節になると、足に水疱ができてかゆくなるので、水の中にいる虫が原因だと思われていたからだそうです。歴史をひもとくと、日本人は平安時代からこの疾患には悩まされていたらしいのですが、いまのように爆発的に患者が増えたのは靴を履くようになった戦後からだそうです。
水虫が足に多いのは、足の角質層が他の皮膚よりも厚いからです。水虫の栄養分となる、角質層のケラチンが通常は1mm程度ですが、足の角質だけは数mmもあるのです。これでは水虫は増殖するわけです。
他の病気と間違わないように、鑑別診断を
皮がはがれてかゆくてグチュグチュしていたら水虫だろう、と自己判断をする人が多いのですが、実は水虫は、他の病気と間違うことも多い疾患なのです。
顕微鏡で白癬菌を発見するまでは、専門家でも水虫と判断できないそうです。見当違いの自己流治療をして悪化させないように、皮膚科で調べて、きちんとした治療を行うようにしましょう。
水虫と間違えやすい疾患の代表が「異汗性湿疹(汗疱)」。
かゆみがあったり皮がむけたり水疱ができたりと、水虫とほとんど同じ症状が見られます。また、手の平や足の裏に膿がたまった水疱ができる「掌蹠膿疱症」(しょうせきのうほうしょう)も水虫の小水疱型の症状にそっくりです。
さらに、「カンジダ症」は白癬菌と同じカビが原因で、指の間の皮がむけたり、かゆかったり、水泡ができたり、爪水虫のような症状が出たりします。
また一方では、かぶれやあかぎれ、かかとのひび割れなども実は水虫だった! ということもあるのです。








