歯の再石灰化のもと・ハイドロオキシアパタイト
2009/04
歯の主要構成物質だった!
歯を白くする歯磨きなどによく含まれている「ハイドロオキシアパタイト」はリン酸カルシウムでできた、歯や骨を構成する成分のこと。
実は、エナメル質の97%、象牙質の70%がハイドロオキシアパタイトでできているんです。
でも、歯の成分が含まれているもので歯を磨いたからといって、歯が白くなる理屈がよくわかりませんよね。
エナメル質を修復する
歯の表面を覆う硬いエナメル質の表面はなめらかに見えますが、実はとっても細かいキズがたくさんあります。歯磨きや食事などでできることが多いのですが、これがそのまま放置されると虫歯菌が付着したりして虫歯のもとになります。
虫歯菌はエナメル質にとりつくと酸を出して溶かしはじめます。そのため、進行すると歯に穴が開いたようになっているのです。
そこで、ハイドロオキシアパタイトは唾液中のミネラルイオンに作用して、初期の虫歯や小さなキズを修復する手助けをします。もともと、エナメル質はほとんどがハイドロオキシアパタイトでできているので、初期の虫歯だったら、エナメル質の修復をしてしまうというわけです。
ただし、完全に穴があいてしまったら修復できないので、毎日の歯磨きにハイドロオキシアパタイト含有の歯磨き剤を使うと効果的です。
医薬品や化粧品にも!
ハイドロオキシアパタイトは、歯磨き剤だけでなく、さまざまな分野で使われているそうです。
- 歯科医院の研磨剤や充填剤
- 人工骨や人工歯根(インプラント)
- 洗顔剤(脂質やたんぱく質を吸着するので、古い角質細胞を吸着除去し、肌の再生力を高める)
- リン酸三カルシウムという名前で、チューインガムや口中清涼菓子の中に添加(食事後や歯磨き後に噛むと歯の再石灰化を助ける、という効果がうたわれている商品です)










