日本人はいつもカルシウム不足
2009/04
カルシウム分の少ない土壌が影響?
幼いころからカルシウムをたくさんとるように、家庭でも学校でもいわれてきた人は多いはず。カルシウムは、成長期の骨の生育に関係するだけでなく、健康体を維持していくうえで重要な栄養素のひとつなんです。
でも、いまだに日本人は慢性的なカルシウム不足。表の通り、全世代で不足気味というデータがあるんです。欧米人のほうがカルシウム不足な食生活をしているように感じますが、問題は食べている食物にもあったようです。
火山国である日本の土壌は火成岩が多く、骨などが堆積してできている石灰岩が少ないため、諸外国に比べて日本の土壌にはカルシウム分がとても少ないのです。
そのため、同じ農作物でもカルシウム量が極端に少ないという結果が報告されています。
ということは、日本人は意識してカルシウムを摂取しなければならないのです。

※日本人の栄養摂取基準2005 ※平成17年国民健康・栄養調査
カルシウムが不足するとこんな病気に
- 骨粗鬆症
- 骨の密度が減ってスカスカになり、ちょっとしたことで骨折してしまいます。とくに女性は老化にともなって骨量が減少しますが、もともとの最大骨量が多ければ多少減っても大丈夫です。日本人に骨粗鬆症の患者が多いのは、カルシウムを十分に摂取していないために、最大骨量自体が少ないからです。
- 高血圧
- 高血圧は、塩分の過剰摂取だけが原因ではありません。体内のカルシウムが不足すると、血液中のカルシウム濃度を上げようとして、副甲状腺ホルモンや活性型ビタミンDなどが活動しだします。その結果、心臓や血管壁の収縮を助長し、血圧上昇につながるといわれています。
- 自律神経の失調
- イライラしている人は「カルシウム不足では?」と言われたことはありませんか? カルシウムは血液中に一定濃度で含まれていて、神経の伝達機能及び興奮の抑制などの役割をもっています。血液中の濃度が減少すると、感情のコントロールがうまくいかなくなり、イライラします。









